私は、「冬」って二種類の感じ方があると思っています。
ひとつは、年末の感じ。
クリスマスなんかがあって、楽しさも感じるんですが、
どこか寂しげな感じ。
そしてもう一つは、
年明けの後の、
新しいことが始まるよーという感じ。
まぁ。
どの季節もそうなんですけども。
季節の始まりと終わりって、
なんかいいよね。
とか思うのです。
変わりゆく様を実感できるといいますか。
季節が巡った感を感じることができるというか。
そんな感じ。
私はそれが大好きなのです。
もちろん。
楽しい季節が終わってなんかほしくありません。
秋とか春とか。
快適な季節なら尚更です。
しかし。
この悲しさというか。
変わっていくことが、人間にとってものすごく価値のあることだとも思うんですよ。
ちっぽけな人という存在が。
感じることのできる、
大いなる時の流れ。
こういったものを、
何も感じることなく受け流すか。
そこに何かを見出して、何かを感じ取るのか。
それは全然、違うことなんじゃないかな、なんて思うのです。