病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

親と子の関係を語る。

人生の主人公は。やっぱり、自分です。

だからこそ。他人の尊厳も踏みにじってはいけない。

他人の人生は、その人のもの。
そのラインを踏み越えて要求をしてしまえば。
不快感を感じさせたり、怒りを買ったりします。

基本的な思いやり。これは忘れてはいけないなぁと。
自戒も込めて。

今日は少し重めの、親子の関係性について。
感じたこと、考えを書いてみたいと思います。


親から見た子

私はまだ、親になった感覚は分かりません。
産声をあげる我が子にどんな思いを抱くのか。
それをまずは考えてみました。

元気に育って欲しい
あぁ、跡取りが生まれた
これから、大変だなぁ
かわいい
良く頑張った
仕事、頑張らなきゃ
感無量

などなど。
人それぞれ、違う思いを抱くことでしょう。
父親と母親でも、きっと大きく違うと思います。

人の思うことなので、何が良くて何が悪いかなんて言えません。
親も人ですので。
本来はオブラートに包むべきだとは思いますが、
何かを求める為に、子どもを作る親もいるでしょう。

例えば。
アスリート同士が結婚して、子どもに英才教育をする、自分が叶わなかった夢を子どもに委ねる。
なんて話はよく聞きます。


子から見た親

子は生まれたときから。
本能的に、無償の愛を求めます。

お腹が空いたら、泣いて、それを満たしてもらう。
不快感を感じたら、泣いて、それを解消してもらう。

自分の食費を気にする赤ちゃんはいません。
ある程度の年齢に達するまで当たり前に。
自分が生きる為に。
親からの無償の奉仕を必要とします。


変わりゆく関係

親は、老いて。
子は、自立する。

その時、親からの愛情が子にどう伝わったかが分かります。

子は自立して、自分の道を歩きます。
親からの愛情を深く感じているならば。
きっと、親のことも踏まえた選択をするでしょう。

その逆ならば。

選ぶのはあくまでも子であり。
そういう事なんだと思います。

親も、初めて親になるのであり、常に100点の言動が出来るわけではありません。
しかしそれは親の都合であって、子は子の人生があります。

親子といえど。
子が自立したなら、他人でもあります。

老いた自分を見捨ててどうこうなどと言うのは、 私はちょっと違うかなぁと思います。

親子の在り方。
きっと誰もが通る道だと思います。


変わりゆく環境

色んな人のお話を聴かせていただく機会が増えて。
親子関係に対しての悩みはすごく多いなぁと感じます。
私もその悩みを抱えて生きる一人ではあるのですが。

昔と違って現代は。
親の教えで育つ割合が減っているのかなぁとも思います。
YouTubeやネットに幼い頃から触れ、 親以外の大人の生き方や考えを知る機会が増えて。

親に依存する育ち方ではなくなっています。
視点を変えれば、親の有り難みが薄れている、ともとれるのでしょうか。

世代間ギャップ。そう言ってしまえばお終いですが、
多様性が重要視されつつある現代では、それを理解する必要があるのは明白です。

こちらの記事も参考に置いておきます。

www.nanigashimental.work

世代間ギャップについて、書いております。


おわりに

親の心、子知らず。
そう言って親は嘆き、

子の心、親知らず。
と子は嘆く。

親というだけで、無条件に子どもから尊敬されるわけではないんです。成人したら、独立したら、なおさらです。

親子の在り方も変化していきます。

だからこそお互いを尊重することが必要であって。

親が子を思う気持ちも、人として尊重するという下地がなければ正しく伝わらないのかなぁと思います。

何にせよ、とても難しい問題です。
これからもっともっと。変化していくでしょう。

気付いた時に手遅れにならないように。
考えてみるのも、いいと思います。

なにがし。