心の傷。
生きてればまぁ、負います。
つらいことは、忘れてもいいと思います。
でもただ忘れるだけでは、いけないとも思います。
やっぱり、心が強いなぁと思う人ほど。
その心には傷があって。
それをただ癒すのでは無く。
ちゃんと、糧にしている。
そう思います。
傷だらけの心を持ってる人ほど、
私には人間味が増して、輝いて見えます。
傷を負わされたからと言って、誰かに仕返しをして。
触れるものみな傷つけ、それでスッキリしていると。
心の傷はいつまでも癌のように、心に巣食うと私は教わりました。
大人になるにつれて。
様々なしがらみも経験もするでしょう。
心は擦り切れ、やるせない思いもするでしょう。
時には、人や物に、感情をぶつけることもあるでしょう。
それでも、いいと思います。
人の営みは、そんなに綺麗なものじゃない。
騙し騙され、折れて傷ついては治り。
そうやって心は強くなっていくのが自然だと思います。
心の傷は、ただ癒すだけではいけない。
怖くても、少しずつでも。
前を向いて歩いていくことが大切です。
今日は、そんなことを思いました。