病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

サッと心を掴む、アロンソンの不貞の法則を語る。

不貞… 中々の危うい言葉ですが。

今日は少しガチめの心理学的な話を。

多分知っている人は少ないと思います。
アロンソンの不貞の法則

でも説明すれば、なるほどそう言われればそうかなと感じると思います。

今日は人の心をサッと掴む技術をご紹介します。

人に気に入られると得

人の心を掴む、と書くイメージが悪そうですが、
なんにしてもそれが出来ると得ですよね。

初対面の人と、サッと仲良くなるコツをみなさんはご存知でしょうか。
コツは知らなくても、そう言う人が身近に居たりします。

ちょっと思い返してみてください。

すぐに人と仲良くなるあの人… 初めて自分と会った時、どんな会話をしたでしょうか?

アロンソンの不貞の法則とは

人は、長年付き合ってきた友人や恋人よりも、
会ったばかりの人に褒められると嬉しいと感じます。

慣れなんかもあるんですが、そういう心の動きがあるんですね。

まだ関係の浅いうちから他人に褒められた経験はありますか?
それは結構、良い気がするものではなかったでしょうか。

これがアロンソンの不貞の法則です。
長ったらしい名称ですが、蓋を開ければこんなものです。

長く付き合うほどその相手から褒められることへの印象は薄れます。
関係が浅いうちにスマートに褒め言葉を言える人は、人たらしと言えるでしょう。

不貞という言葉が入っている理由、なんとなく分かりましたでしょうか?

法則の逆の側面も捉える

長年連れ添った相手がいるならばちょっと余計に褒めましょう。
他の人と同じくらいの褒めっぷりでは、慣れているのでそんなに効かないんです。

意中の相手がいるならば、付き合いを長引かせることもあまり良くはないということです。

付き合いの長いカップルがいつまでも同棲し、なんとなく結婚せずに破局してしまったり、
突然現れた異性に心奪われてしまったりするのもこの法則のせいなのかもしれません。

おわりに

とにもかくにも、人を褒めるってすごい大事なことです。

悪いことなんていくらでも言えますからね。

どんな時でも人のいい面を探そうとする人はやっぱり安心できます。
それだけではもちろんいけませんが、意識することで癖になり、それがやがて性格にも現れます。
その性格が与えた影響が、他人の行動すらも変えていく。

そういうテクニックも素晴らしいと私は思います。

なにがし。