病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

日本の行く末を考える。

新型コロナ関連のニュースが止まりませんね。

その中で。

ちょっとメンタルも含めて思ったところがあったので書いていきたいと思います。

新型コロナに関するニュース

気になったのはこのニュースです。

www3.nhk.or.jp

仕事とはいえ国の為に、新型コロナが蔓延している場所で働いている厚労省の職員がいて。

それを帰ってきて検査もせずそのまま働かせているということですね。

バレなきゃOKという考え方

私はこういった病気に対しての知識は大してありませんが、

とりあえず感染力がバカにならないレベルだというのはニュースで知っています。

あとは、まだ症状に対して未知の部分が多いということ。

つまり、ある程度の情報は出てきてはいるものの。
まだ新型コロナに関しては安心出来ない部分が多いということです。

この状況下で。

少なくともそういう部分だけ見るとこれはちょっと悲しいかなぁと思います。

政治的な観点については論じる気はありません。

ただ。

こう。

日本人に限ったことではないのですが。

バレなきゃいいだろうという感覚が透けて見えるのが悲しいんです。

仕事においてこの感覚は非常に難しいのは承知の上です。

何でもかんでも上司に相談して、指示をもらってその上で行動するのは私個人としてはとても大事だと思うのですが、

会社によってはそういう人を無能と称してしまいます。

ある程度は、ざっくり。バレなきゃOK。いってしまえ。

そんな感覚。

www.nanigashimental.work

ただ、国が率先してそれをやってしまうのは。

ましてやそれを国民の目に触れるように発表してしまうのは。

やっぱりちょっと、なんか悲しいです。

国の在り方として。

仮にそれで問題が収束したとして。

後から調べたら実はこんなことになってました、なんて。うーん。

結果的に良いか悪いかはその時にしか分かりませんが。

どうなのかなぁ、と感じます。

感染者数は、検査しなきゃ増えません。

私の知人も発熱と咳で病院に行きましたが、渡航歴が無い為かインフルエンザの検査のみで終わったそうです。

これだけいろんな場所で感染者が発覚している以上、もう渡航歴がどうとかの次元ではないような気がします。


バレなきゃOKは難しい

実際のところもしも。

そういう人も検査して、実は日本での感染者がとんでもない人数でした、となれば。

国際社会からうんぬん。

オリンピックがうんぬん。

株価やら円相場がうんぬん。

薬やらベットやら病院が、うんぬん。

想像もできない、まさしく国難とも言えるいろんなことが起こるのでしょう。

ここなんですよね。

社会においての、バレなきゃOKの難しいところ。

バレることさえなければ、大ごとにはならない。(なるかもしれない)

ただしバレた時には、大きなしっぺ返しを食らう。(食らわないかもしれない)

正直に言えば、確実に傷は負うけどその後は自分の行動次第。

どうやっても避けることのできないこの選択は、突然目の前に現れます。

事は起こった時点でもうどうしようもありません。

リスクを負って隠すか。

正直に話してそこから巻き返すか。

道は二つに一つです。

これはきっと、良い悪いでは無いです。

結果、良かったか、良くなかったかの違いです。

私たちは多分、多くの人が。

子どもの頃に、嘘をついてはいけませんと教わります。

そういう教えに沿って考えるとそもそもNGとはなりますが、

不思議なことにそれをそのまま社会において出してしまうと。

まだまだ青いな、と言われることもあります。

さながら、本音と建て前のように。

何をどのようにするのが正解か、は簡単には語れません。


日本の対応に対して思うこと

正直に武漢がとんでもないことになってましたと発表した中国。
(まぁ経緯は色々ありましたが)

インフルは流行ってるけど…と言い張るアメリカ。

(検査は中々しないけど)感染者が見つかり次第、しぶしぶ発表する日本。

まぁそれぞれの思惑があるのだろうとは思いますが。

いち庶民としては。

お国のために少々の犠牲はしょうがないみたいに国は思っているのでは無いかと感じてしまいます。

実際に新型コロナ患者がどれくらい日本にいるのかは分かりませんし、

実は今の日本の対応がとても優れているのかもしれません。

あくまでも個人的には。

国益よりも人命を優先して国には行動を選択して欲しいと願ってやみません。

いざ、自分の大切な人に何かあったら。

たとえその結果国益が守られたとしても嬉しいとは私はきっと感じません。

おわりに

少し重いテーマでしたが。

新型コロナに関する日本の対応について書かせていただきました。

そしてそこから見える、バレなきゃOKという考え方。

正直者が馬鹿をみる、という言葉もあります。

その逆の、隠蔽や事なかれ主義という言葉もまたあります。

何よりも。

この国の未来を歩む子ども達に教えるべきは何なのか。

そういうところを今の大人は考えなくてはいけないと思います。

子ども達は、大人を見て育つ。大人のやり方を見て学ぶ。

こういう緊急事態の行動こそ、色んなものが見えてきます。

皆様は、どう感じるでしょうか。

なにがし。