とうぜん当然ながら生きた時間以上は、人は生きていません。
二十年なら二十年。
三十年なら三十年。
五十年なら、五十年。
それが最大で。
一人の人間として、あくまでも時間という観点において。
それ以上は絶対ありません。
だから。
今生きているこの瞬間が。
人生の中の最大の時間ということになります。
だから、今できることが自分の実力かなと思います。
もちろん。
体調とか、得意不得意はありますが。
自分の体から流れ出た時間を。
どのように、何につぎ込んだのか。
そういうものが試されることって多いんじゃないかな、と思います。
物事は、継続すればするほど自動的に他人の目のハードルは上がっていきます。
十年の経験を持っているのに、一年目の新人に負けるのはおかしい。
そう思われます。
黙っていても生きるハードルはどんどん上がります。
経験を積むことでできることは増えていくのは確かですが。
そういうものは青天井ではないので、ある程度以上はきっちりやらないと身につきません。
だから。
そういう、ある程度を超えるような年数を経験した時点から。
やっている人とそうでない人の差はガンガン開いていくと思います。
年齢で言えば、二十代後半から三十歳前後でしょうか。
私は今まさに。
それをひしひしと感じています。
自分が消費した時間はもう、戻ってはきません。
今日という日が、今この瞬間が最大で。そして集大成。
ここから出来ることは、この先にやってくる時間をどう生かすかしかありません。
後悔先に立たず。
そして。
「先立つ物」は、お金だけじゃない。
なんて思った日でした。
なにがし。