今日は、少し趣向を変えて、読書テクニックの話をしたいと思います。
この言葉をあなたは知っているでしょうか。
「論語読みの論語知らず」
この言葉は。
「知識をたくさん持っているのに、それを実践できない人」を馬鹿にする意味で使われます。
馬鹿にする、と書くと途端に嫌な言葉に見えてきますが、
私自身、最近こうなっているなぁ、と思っています。
知識の使い方がわからないのは、何のためにその知識を得るのか?が抜けているからです。
使える情報を選んで仕入れればいいものを、
なんだか良さげ、という興味だけで頭の中にぶちこむのがいけないのです。
これでは時間を無駄にしている気がします。
そんなとき、読書の効率を上げるテクニックがあります。
それは、「目的から逆算」して知識を仕入れるということです。
あなたの悩み、困りごとは何でしょうか。
その悩みに対して答えてくれそうな本を読むのです。
意外と、本選びをする際に、そのポイントを見逃してしまうことがあります。
何だか、面白そう。
そういう気持ちで本を読むことももちろん否定はしません。
そもそも、例えば小説なんかだとフィーリングで選んで然るべきですし。
でも、困りごとを解消したくて本を読むならば。
本選びの段階で、この本は自分の悩みを解消できるか逆算してみてください。
この意識を持つことで、スムーズに本から得た学びを行動に移すことができ、
「論語読みの論語知らず」にならなくて済むわけです。
ぜひ、参考にしてみてください。
なにがし。