今年も早速、大雨のニュースがありましたね。
天災はどうしたってやってくるもの。
誰も責めることはできないので、
避難マップや、備蓄など。
自分にできることを準備しておきましょう。
自分だけは大丈夫と思わずに。
大切な人を守るために。
日頃から防災意識を高めておくことが大事です。
今日は、そんな「大雨」について。
ちょっとした思い出話です。
昔。
今から10年ほど前だったかと思います。
私は三重県にいました。
その日は、夜勤。
「とんでもない台風が来る」
と言う情報があり、仕事は半日で終了しました。
当時若かった私は後輩と。
これはチャンスと言わんばかりに居酒屋に直行。
たらふく飲んでから帰路につきました。
当然ながら、外は大荒れです。
店から出た瞬間に、
開いた傘は闇夜の彼方に吹き飛ばされ。
後輩とずぶ濡れで寮に帰ることに。
ほぼ真横から飛んでくる、雨粒。
勢いが強すぎて小石かと思うほどでした。
強風によって地面の水がはね上げられ、
前後左右上下、全てからとんでもない雨風にさらされました。
目を開くことさえままならず、真っ直ぐなんてとても歩けません。
私はメガネをかけていましたが、
当然つけていることはできずにポケットにしまいました。
なおさら視界が狭まり、
辺りは真っ暗。
身体も何度か浮き上がりそうになりましたね。
突風はいつどの方向からやってくるかわかりません。
風が弱まったと思えば、突然後ろから吹いてきたり。
向かい風が吹けば、前には進めません。
正直死ぬかもしれない。
後輩のことも心配で心配で、
おとなしく寮に帰るべきだったという後悔と恐怖の中、命からがら帰宅しました。
若気の至りとはいえ。
我ながら馬鹿なことをしたなぁと今では思います。
たまたま無事に帰宅できたものの。
強風で何かが飛んでくれば大怪我をしていたことでしょう。
その経験から、
「台風の日はおとなしく家にいよう」
と、身に染みて理解しました。
これから。
今年も台風シーズンがやってきます。
毎年人が亡くなったり、怪我をしたり。
SNSでは期待外れだった、なんて言葉を目にしますが、
台風もまた。
災害、天災であることに変わりはありません。
ほんの少しの地球の気まぐれで、
私たち人間は命を落とすということ。
それを、今日はお伝えしたいなぁと思いました。