私の住んでいる地域も、もうちょくちょく氷点下になります。
寒いけど、物悲しくてちょっと好きです。
今日は、ちょろっと、自律神経についてお話ししようかと思います。
出来るだけ簡単に。
自律神経とは
多分聞いたことはあるかと思います。
読んで字のごとく。
人の意思とは関係なく、勝手に働いてくれている神経です。
今回のお話のキモは、
交感神経と、副交感神経です。
この二つの自律神経についてのお話。
交感神経
これは、「動」を司る神経です。
人が活発に活動する為の神経。
朝起きたら、まずは交感神経が働き始めます。
副交感神経
これは、「静」を司る神経です。
お風呂に入ったり、体が休もうとする時に働き始め、
体内の動きを静め、気分を安らかにしてくれます。
二つの神経
この、交感神経と副交感神経が。
太陽と月のようにかわりばんこで働くことで。
私たち人間の体、活動、休息のバランスを上手に取ってくれています。
神経の不調
で、これらの神経が逆に働いてしまうことがあります。
朝起きたのに、
「静」の副交感神経が働いてしまったり。
夜寝る前に、
「動」の交感神経が働いてしまったり。
そうなってしまうと。
不眠や、倦怠感、食欲不振など様々な状態を引き起こしてしまいます。
これが、自律神経失調症と言われる症状です。
悩んでいたり、昼夜逆転の仕事をしていたり、
疲れていたりすると。
このように、自律神経が本来の活動時間とは違うタイミングで働いてしまうんですね。
これ、意外と分からないんです。
疲れているから。気分が優れないから。
眠れないんだ、だるいんだと思っているだけで、
いつまでも十分な休養が取れないと。
自律神経はどんどん乱れていきます。
おかしいなと感じたら
とにかくまずは、休むことです。
そんなの簡単じゃないよ!と思う人もいるかもしれませんが。
休まなければ、良くなるわけがありません。
そういう人は、総じて無理をしてしまいがちです。
誰だって、体調が優れない日はあるものです。
頑張れそうだな、と思っても。
時には思い切って休むことも大事。
会社に迷惑をかけたくないならなおさらです。
我慢して我慢して働いたとしても。
その後にもっと長く休まれるようなら、症状の軽いうちに
休むべきなのではないでしょうか。
ましてや、体調不良ならば仕事のパフォーマンスも下がります。
それならばこそ。
ちょっと休んで、元気に働く方がいいんじゃないかと私は思います。
おわりに
とにかく病むと、自律神経の不調だと気付きにくくなります。
自律神経失調症は風邪などと同じような一時的な体の不調です。
季節の変わり目も、体には実は結構な負担がかかっていて。
その流れで自律神経にまで不調を及ぼすこともしばしば。
寒い冬はこれからやってきます。
無理せず、暖かくして。
これから来る、新しい年、そして春を迎えていきましょう。
なにがし。