病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

半歩踏み込むだけで人間関係は劇的に変わる。

今日は、人付き合いについてです。

人付き合いが苦手で、何とかしたい人に。

何かの参考になれば、幸いです。

人付き合いは必要

一握りの、天才と呼ばれる人を除いて。

人付き合いのテクニックは絶対的に必要だと私は思います。

絶対に必要というと語弊があるかもしれません。

あくまでも、一般的な社会にいるならばですかね。

これが例えば、芸術系の仕事で食っていけるとかならば必ずしも必要ではありません。

おおよそは必要であると思います。

就職するにしても、面接はだいたいやりますし。

人付き合い、ひいてはコミュニケーション能力を重視する会社も少なくないと思います。

何より。

彼我の比較ができるかどうかが生きる上で非常に重要なスキルなのかなと思います。

誰しも少なからず身の回りの人の考え方、最近ではネット越しということもあると思いますが

他人の考え方や思想に影響されていると思います。

そういうものと自分を比較して、これは好き、これは嫌い、これがやりたい、これはしたくないなどの選択が生まれ。

ある程度の社会と触れ合った結果、自分という人間が確立されるているのかなぁと思います。

だから。

他人を意識して、コミュニケーションを取り、様々なことを吸収して。

そういうものの基本となる人付き合いは大事なのかなぁと思います。

人付き合いの線引き

普段接している人や長い期間接してきた人とは、ある程度の線引きができると思います。

例えば。

仕事の話はするけれど、プライベートの話まではしない人。

プライベートの話はするけれど、休日に一緒に出掛けたりはしない人。

一緒に出掛けるけれど、仕事の話はしない人。

食事や飲みには行くけれど、パートナーがいるとかいないの話はしない異性。

LINEで話をするだけの人。愚痴は吐くけどプライベートまでは踏み込まない人。

ここまでは話せる、ここからは踏み込まない。

そういう線引きが何となく人によってあると思います。

ターゲット

線引き自体は、良好な関係が築けていれば悪いことではないと思います。

しかしその中で。

もっと仲良くなりたいなぁ、こんな話もできるようになりたいなぁなんて思う人がいたならば。

その人が今回の話のターゲットになります。

半歩踏み込む

普段仕事の話だけしている人をいきなり食事に誘うのは勇気がいります。

何より、異性の場合断られたら気まずいですよね。

うまくできる人はそれでもいいですが。

プライベートの時間を共有しようというのはだいぶ踏み込んだ話になります。

繰り返しますが、それができるならばそれでいいと思います。

ただ、そこまでは中々行けないなぁと感じるならば。

半歩だけ踏み込もうというのが今回のテクニックです。

半歩の距離感

普段仕事の話だけしている相手ならば。

世間話をする、のが半歩くらいだと思います。

世間話をする程度の仲ならば。

休日は何をしているかや趣味の話などの軽いプライベートな話ぐらいが半歩ですかね。

それぐらいの話です。

ちょっとだけ踏み込みましょう。

近道はありません。それだけでいいんです。

コミュニケーションの本質

こういうのは、実は。

ぶっちゃけ内容はどうでもいいんです。

相手と一緒に引いた線引きよりも、ちょっとだけ。

私は踏み込もうとしているんだよという気持ちをぶつけるということが大事なんです。

線引きがはっきりできていればできているほど。

そこを踏み越えてきたな、というのは相手に伝わるものです。

それだけでいいんです。あとはそれを繰り返すのみです。

逆に相手が話を振ってくるようになったら、お互いに距離が詰まったということです。

それが無いようならまだ足りない何かがあるということなので無理に続けてはいけません。

大事なのは。

その言葉の真意は何か?というやりとりが心の中でできるようになるかどうかだと思います。

例えば。

天気の話は初対面の相手との話題に良いなんて言いますが。

なぜそういう話をするのか?を伝えることが最も大事だと私は思います。

天気の内容なんてどうでもいいんです。

天気でも何でも話をすることによって、あなたとの距離を縮めたいんです。とか。

あなたの緊張をほぐしてあげたいんです、とか。

暇なんでただ話を振ってみただけです、とか。

自分の気遣いに気づいて欲しい、あなたも私を気遣って何か話しなさいよ、とか。

一口に天気の話を初対面の相手にすると言っても。

その話をする意味、真意があるはずです。

それを相手と共有することがコミュニケーションにおいてとっても大事で。

そういうところを意識してみると、今回の半歩距離を詰めるということの意味も分かってもらえるのかなぁと思います。

おわりに

簡単そうに書いても実際やってみると中々難しいものです。

しかしながら。

そういうところを楽しみつつ、コミュニケーションというものを味わっていけたら。

生きることが楽しくなるのかなぁとも思います。

何かの参考になっていただけたら、幸いです。

なにがし。