病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

あえて逆のことをする、という方法。

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人は、なんだかんだ自分を変えたい、と思うことがあります。
自分の悪い癖を治したい、というやつです。

今日はそんな癖に立ち向かう方法を一つ、書きたいと思います。

ちょっとリスキーだし、出来ることと出来ないことがありますが。
せっかくなんで書いてみたいと思います。

この記事のターゲット

  • やめたいけどやめられない癖がある人
  • 自分を変えたいと思う人

人の心は、慣れる

この方法は、慣れを利用します。

誰しも。
慣れという機能を持っていると思います。

どんなことでも。
何回も繰り返せば新鮮味は薄れ、いつしか当たり前になる。

癖も、慣れみたいなものです。

慣れすぎる、ということ

で。
慣れる、ということの向こう側には何があるかというと。

当たり前と、退屈があります。

よく言われる繰り返し作業、つまり何かの製造ラインで働いている人は分かるかもしれません。

製品を1個作るのに1分かかるとして。

1時間で60個。
8時間で480個。
10日で4800個。
20日で9600個。
1ヶ月で約10000回同じことを繰り返します。

1年間でざっくり12万回同じことを繰り返すんです。
10年なら120万回です。

これだけでもなんとなく苦痛が伝わるんじゃないかなと思います。

もちろん、極端な例ですけどね。

慣れすぎると人は苦痛を感じますよ、という話です。

退屈で癖に立ち向かう、という方法

慣れすぎると人はやりたくなくなるなら、癖も同じです。

やりすぎてみましょう。

もちろん、推奨はしません。書いておきながらなんですが。

ダイエットが続かないから、毎日1万キロカロリー食べましょう、とか。
禁煙ができないから、1日3箱吸うのをノルマにしましょう、とか。

そんなむちゃくちゃな話になってしまうので。
こんなことをしてまで止めろというのは、まぁリスクが高いので、だめです。

しかし、言いたいこともまぁこういうことではあります。

何事にも限度はあるのだけれど、その限度をぶっ壊してしまうと熱が冷める。
ちょっと事柄によっては危ないのですが、こういうことも出来るかもしれませんよ、ということで紹介したいと思います。

この手の話で私が聞いた話を二つ書きます。

一つは。

スマホのゲームに課金がするのが止められなくて、ある日10万円一気に突っ込んだ。
そしたらなんだか馬鹿らしくなって、それ以来課金しなくなった、という話。

もう一つは、遅刻癖の治らない部下に上司の方が。 「君がいくら遅刻しても金輪際、叱ることはありません。これからいくらでも遅刻していいですよ」
と言ったら遅刻がピタッと止まった、という話です。

こういうことを言ったりやったりするのはリスクが高いのはもちろん言うまでもありません。
この話だってたまたま、そうだっただけと言われればその通りです。

しかし。

結果だけ見ればある意味、ショック療法とも言えなくも無い。

そんな話でした。

おわりに

自分の気に入らない部分って。
少なくとも私は何をやってでも消し去りたいと思ったりします。

もちろん、今回書いたような話はかなり極端ですが。
こういうことをやってでも何とかしたい、なんて気持ちの人もいるんじゃないかと思うんです。
気合いだけで止められるなら大して悩むこともないんですから。

やってみてはどうでしょう、とは言えませんが。

高い壁を作って、乗り越える。

そんなことは、形は何であれ必要じゃないかな、なんて思います。

なにがし。