少し前から。
SDGsというものが広く耳に入り始めています。
こちらのページで詳しく書かれています。
国連サミットで採択された、持続可能な開発目標です。
簡単に言うと、世の中を少しずつ良くする為にみんなでにこう言うことをやろうよ、という具体的な目標が定められたものです。
そんな壮大なテーマを取り上げるだけの能力は私には無いので、この中身については触れません。
私が今回書きたいのは。
この、目標設定の方式についてです。
SDGsには、17個の目標(ゴール)と、それを達成する為の169個の具体的な行動(ターゲット)があります。
チラ見で良いので、それぞれの項目を読んでみてください。
4.1 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
4.2 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
4.3 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
SDGs 教育の項目より抜粋
これは、「質の高い教育をみんなに」と言う目標を達成するために行うべき具体的な行動のテーマです。
いつまでに何をどうする、ということが書かれています。
小さな169のターゲット(国家として行うようなレベルですが)を行うことで大きなゴールにたどり着く。
これは、個人の目標設定についても全く同じだと私は思います。
ゴールがあって、その為にやるべきことを具体的に設定する。
それをこなしていくうちに、最終的な大きな目標達成に到達する。
受験と同じですね。
合格する、という大きな目標を達成する為にはそれぞれの教科の勉強をしなくてはなりません。
数学が得意だからといって数学の勉強ばかりしても仕方がありませんよね。
小さくて良いから、それぞれの教科の学ぶべきことを学ぶ。
それらが積み重なって、大きな目標の達成につながる。
ひとつひとつは、小さくて良いんです。
あくまでも冷静に。
ひとつひとつコツコツと。
そんなことが大事なんじゃないかなと思います。
人は、大きな壁や高い目標にぶつかると冷静さを失います。
がむしゃらにやることで切り開ける道もあるけれど。
それは博打です。私は嫌いではありませんが。
博打である以上、失敗すれば苦しむ。
もちろんその苦しみも人を成長させうる糧だけれど。
淡々と物事に取り組む姿勢を持った人は、ブレない、折れない、そして強靭。
だから、これが身についた人はひとつの極致にいる。
そんな風に思います。
いや、がむしゃらに生きたからこそそんなところに行けるのかもしれませんね。
なんて。
なにがし。