今回書きたいのは、心が疲れる原因とはなんぞや、です。
私自身、だいたい心は疲れています。
そしてきっと、多くの人もまた疲れています。
大きなストレスがあるならばまだ、分かりますが。
漠然と、特に何があるわけでもなく気持ちが乗らないなんてのは。
心が疲れていると言えるのではないでしょうか。
じゃあそれって何でなの?と言うところの理由の一つが見つかってくれたらいいなと思います。
心の疲労は、身体的な疲労とは別物です。
こんなことを知ると、何かの足しになるかもしれません。
心の疲労の原因。
その一つは、恐怖である。
という考え方があります。
高いところが嫌いな人が、高いところに居続けるとドッと疲れる。
それと同じ様なことが、日常生活の中に混ざりこんでいて。
理由は分からないけれど心が疲れる、そんな状態を引き起こします。
具体例を挙げるとすれば、学校や会社、人間関係に対する恐れなんかは分かりやすい恐怖です。
しかし。
漠然とした将来の不安、ちょっとした言葉選びの失敗、仕事の失敗、自分の体調の不安。
過去の気になった出来事。
ああすれば、こうしておけば、もしかして、こうかもしれない。などの感覚です。
それらは、大きなダメージを与えるわけではないけれど。
細かく降り積もる様に、真綿で首を絞めるように。
心にダメージを与えてきます。
そんなところが、一つの。
心の疲労感の正体だったりします。
で。
これは私なりに思うのですが。
こういうことは、経験して自力で克服するしかないです。
過去のことは割り切る。
不安なら相手に直接聞く。
未来のことは分からない。
こんな風に。
自分が置かれている立場に合わせて、そして心の疲労感に合わせて。
耐えられないならスパッと割り切るしかありません。
もちろん。
誰かに打ち明けて共感してもらう。
という方法もありますが。
現実問題として。
大きな問題ならまだしも、こういった漠然とした不安感を拭うのは。
それなりに寄り添ってくれる相手がいないと無理です。
どんな関係性であれ、言えることと言えないことがあったりして。
はっきり言って面倒なので。
カウンセラーもお金が掛かって金銭的な面でも大変なので。
強い気持ちを持って、自分と向き合うということが必要なのかなと思います。
もちろん、自分でどうにも出来ない様ならば頼るのもアリですが。
以上から。
心が疲れる原因の一つは恐怖で。
その恐怖を自力なり何なりで克服していくしかない、ということになります。
全ての恐怖を消し去ることはきっとできませんが、そのうちの少しでも気づいて対処できたなら。
少しは楽になることもあるんじゃないかな、と思います。
なんて。
なにがし。