努力が全てだ。
私は、ちょっと前に。これほどまでにこの言葉を強く感じたことはないなぁ、と思いました。
それは、とある私の友人の姿を見た時です。
友人は中学、高校とスポーツに打ち込み、社会人になって10年以上も、そのスポーツを続けてきました。
高校や大学でやっていたスポーツを社会に出てからも継続できる人は、私はそんなに多くはないと思います。
しかし、その友人は続けました。学生時代はそこまで結果を残したわけではなかったけれど。
身近だった友人がいつしか。
そのスポーツをやっている時は、本当に輝いて見えるようになりました。
県内有数の実力者と肩を並べ、顔を合わせれば挨拶をされ、面識がなくても相手から話しかけられる。
その場所に確たる地位を築いた友人は別世界の住人のようで。
何かに打ち込むことの素晴らしさ。
そして確かな結果や実績が、自己肯定感をものすごく支えている。そんな風に感じました。
決して、お金や生活の安定に結びつくようなことではないかもしれないけれど。
身を削り捧げた時間に見合った友人の現在を見て。
何もない自分の惨めさみたいなものを感じました。
今、そういうことに気付いて。
ちっぽけな自分がこんなことを思うのもおこがましいかもしれないけれど。
小さくていいから、自分の生きた証を何かに刻みたいなぁ。
そんな風に思いました。
これから先、どんどん可能性は低くなっていく。
でも、小さくていいから、爪痕を刻んでやるんだ。
昔、よく言われたっけなぁ。
「焦らず、急げ」
なんて。
そんなことを思い出した今日でした。
なにがし。