私は仕事をしていると。
「これってやるべきなのかな?」
という疑問がたまに浮かんできます。
マニュアルのある仕事ならば、それと照らし合わせれば済みますが。
マニュアルのない仕事ならば、判断は自分基準。
仕事ならばまだしも、プライベートなことは大半が自分に選択権があるので、こういう疑問は多くの人が向き合う課題なのかなと思います。
そんな時、どう対処すれば良いか。
今日は考えていきたいと思います。
この記事のターゲット
- 自分の判断に自信が持てない
- どうするべきか迷っている事柄がある
人はなぜ迷うのか
迷う、疑う。
その理由は単純に。
ある事柄に対して、別の可能性も同時に感じるからです。
例えば、
1+1=?
と聞かれた時。
2以外あり得ない、という人もいれば。
昔流行った、「田んぼの田」がちらついて回答を考え込む人もいるかもしれません。
これがもし。
4×6=?
という問いであれば、ほとんどの人が迷いなく24と答えるのではないでしょうか。 多くの人の知識や経験の中に、4×6=24以外の答えが無いからです。
疑いや迷いとは、絶対的な答えが頭に浮かぶかどうかで決まります。
迷いは、日常
では、日常生活において絶対的な答えしかないことってなんでしょうか。
犯罪を犯してはならない、というのがなんとなく私は浮かんできました。
しかしこれだって良く考えれば、車の運転における法定速度をキッチリ守るか、みたいな話で。
実際はばれなきゃいいじゃないか、という事柄が絶対に無いとは言い切れません。
正直、日常生活においての考え方なんて十人十色です。
これにはもう、絶対的な答えなんて無いに等しいと思うんです。
つまり、悩みや迷いもいくらでも生まれてくる。
今日良くても明日。明日良くても明後日。悩みや迷いはいくらでも湧いてくるんです。
悩みに苦しむ、その時は
しかし私は、だからと言って。
「悩むことは当たり前、だから元気出せよ、前を向こうぜ」
と簡単には言いたくありません。
人によっては悩むことが何よりも苦しく感じる。
誰しも思い悩んだ経験があると思いますが、本当に悩みというものは厄介なものですよね。
簡単じゃ無い。
一言で済ませられない。
誰かの感性と一緒くたにされて、これはこう、だからこうでしょ。とはなりません。
悩みって、そういうものです。
じゃあ、どうするかを考えていきましょう。
疑いや迷いの対処法
二つ、方法として挙げてみたいと思います。
時間を置く
営業のビジネススキルなんかの本でよく、相手に考える時間を与えないというのがありますよね。
今日中に返事ください。
お得なのは今だけですよ。
本日限りですよ。
期間限定商品、売り切れ御免。
というやつです。
何となく流されるままに契約したり買ったりしたことがある人もいるのではないでしょうか。
限られた時間の中での選択肢ももちろんあります。
しかし、そうで無い場合は一度立ち止まることも大事です。
なんとかして、そのことについては考えない期間を置いてから、再考してみてはいかがでしょうか。
スポーツ、旅行、映画などの娯楽。
気分を変えようと昔から言われてますが、これが効果テキメンだったりします。
否定してみる
自分が迷っていることに対して否定をしてみるのも手段かな、と思います。
AとBの事柄に迷っているなら、他人になったつもりでAもBも否定してみましょう。
大事なのは、必ず両方否定するということです。
最後に伝えたい、確証バイアス
確証バイアス。
悩むことの原因に大きく関わる、そんな名前の心の機能があります。
確証バイアスとは。
自分が正しいと感じることに対しての情報はよく集め、間違いだと思うことの情報は見ないようにする機能です。
こうだ、と思って即行動できる人はそれでも良いと思うのです。
しかし。
こうだ、と思ってもすぐに行動に移せないタイプの人は確証バイアスに捕まります。
間違っているかもしれない、でも自分はこうしたい。
そんな思いで偏った情報を集め、どうにもこうにも決断できなくなる。
自分の心に振り回されるのです。ぶつけどころのない気持ちに負けそうになるんです。
一回、振り返って自分の考えと向き合うこと。
当たり障りのない結論ですが、これがなんだかんだ一番大事かなと思います。
まとめ
色々書きましたが、私は欲張りなので。
自分の悩みと向き合うしか無いから。苦しむしか無いよ、頑張れよ。
と書くのも嫌だったりします。
ブログだとどうしても一方通行になりがちなので、結果的にそういう表現になってしまうのですが。
こう。
一緒に行こうぜ、みたいなことも書きたい、正直なとこ。
なんて。
なにがし。