今日は、少し。
アドラー心理学の教えについて書きたいと思います。
アドラー心理学には、 「やりがいは幸福につながる」という考え方があります。
たとえば、仕事。
嫌だなぁと思いながらやる仕事と、誇りを持ってやる仕事では、全くと言っていいほど「気分」が違いますよね。
たとえば、人間関係。
嫌いな人のために何かをするのと、好きな人のために何かをするのとでも、同様です。
つまり、いい気分なら、それはすなわち「やりがいがあって、行うと幸福な気持ちになる」ということです。
私はここ最近まで。
とにかく、当たり障りなく生きてきました。
できるだけ、頑張らず。
できるだけ、心を動かさず。
そうした方が圧倒的に楽だからです。
しかし楽な代わりに、幸福を感じにくくなっていました。
喜怒哀楽の感情に振り回されることは、つらいことも多いものです。
だから、できるだけそうならないようにと生きることを私は否定しません。
しかし割と、その感情の先に「幸福」があることは多い。
難しいものですが、私はアドラー心理学を学んで、少し考え直そうと思いました。
目先の楽を追うあまり、その先の幸福を捨てることは。
嫌なことを後回しにしているだけだな、と思ったのです。
だから。
もし、ちょっと今、息苦しさを感じている人がいたら。
思いっきり泣いたり、笑ったり、感情のままに行動してみるのも、いいんじゃないかな、なんて思うのです。
少しアドラーの教えからは遠ざかるかもしれないけれど。
思ったことを言い、嫌なものは嫌と言い。
自分の好きな人、もの、ことのために、何かをやる。
その先に、やりがいが見つかるかもしれません。
少なくとも、自分の思いを心のうちに封じ込めて苦しみ続けるよりはずっといい。
私は、そんなふうに考えます。
人生、いいこともあれば嫌なこともあるけれど。
それに対して、自分がやりがいを感じているかどうか、が大切です。
今日は、そんなことを伝えたいと思いました。