病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

人と、マイルールと、別れを語る。

別れ。

誰しもが、 生きていれば必ず経験します。

私は。
職業柄、よく経験した方かもしれません。

いわゆる、短期での出稼ぎ労働者が多かったからです。

それぞれ、色んな過去や現状があって。

今はそうでもないですが、
当時はよく落ち込んだり、悲しんだりしました。

高卒でそのまま就職して。
父親や兄のような歳の人たちが多く。
可愛がられることもしばしば。

だからこそ。 そういう人たちと別れることはつらかった。
そう思います。

人には、必ず歴史があります。

そこで知り合った人たちの考え方や生き方は。
別れた今も、私の心に残っています。

ちょっと今日はそんな人たちのお話を。


バックパッカー

その人は働いた期間と同じだけ、海外で暮らすというマイルールがありました。 沢山の土地を歩いて。
色んなものを見て。
たまに、家族との関係を嘆くこともありましたが。

とても、思慮深く、動じず。
人間味の深さは、海外での生活の長さを感じさせられました。
バックパッカーの人に言えるのは。
懐の深さと、人懐っこさ。
日本では得られない経験がその力を伸ばすのだと思います。

最終的にはまた、海外へ旅立っていきました。


気ままに暮らす人

人と深くは関わらず。
気ままに働いて、気ままに生きる人。
好きなだけお酒を飲んで、パチンコをして。 カラオケが大好きで。
バックパッカーの人とは違う、 日本人ならではの人間味に満ちていました。

でも、親御さんには毎月仕送りするというマイルールも持っていました。


正社員を目指す人

愚直に、正社員を目指す人もいました。
子どもが生まれて、一生懸命仕事をしていました。
マイルールとはちょっと違いますが、仕事にかける真剣さは狂気を感じるレベルでした。
私も何度も怒られました。


父親

子どもたちのために、
青森から出稼ぎに来ていたおじさん。

肺がんが見つかって、ロッカーで倒れるまで働いていました。
年齢は60近く。
ハードな仕事ながらも、身体の痛みに耐え、薬を飲みながら毎日を過ごしていました。

休日は子どもにせがまれたと、アイドルのライブに一緒に行っては、楽しそうに写真を見せてくれて。

人として、親としての生き様を見せられました。


おわりに

まだまだいますが、今回はここまで。
このシリーズは、また書きたいなぁと思います。

別れは、悲しいものです。
でも、だからこそ別れの悲しさから得るものはあるはずです。
悲しいからこそ、つらいからこそ。

良い意味で、それを糧にして生きていく。
人それぞれの歴史を感じて。学んで。**

それは生きていくうえで、
とても大切なんじゃないかなぁと思います。

なにがし。