病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

愛されると言うことと、情報の鮮度の話。

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情報には何事にも、鮮度があるなぁと思うのです。

それは言わば新鮮で美味しいタイミングで。
どんな高級魚であっても、腐ってしまえば誰も興味を持たないのと一緒で。

今の時代に流行っている言葉や物事、ファッション。
はたまた昨日のテレビの話題。

そういう、鮮度の高いものはすごい力を持っていると思います。

そしてそれを見極める力と使う力もすごい重要ということになるかと思います。

これをうまく使うと、人に愛される。

今日はそんなお話を少し。

鮮度は、人と人の気持ちの共有

たくさんの人が見るテレビ。
たくさんの人がするファッション。
多くの人が驚いたニュース、出来事。

鮮度の高い情報は、人と人の気持ちの共有によって。
心を動かすのかなぁと思います。

「機能のあの番組、見た?面白かったよね!ここが笑えたよね!」
「うんうん、超面白かったよね!」

みたいなやりとり。
自らの気持ちを表明し、相手との気持ちを確かめ共有、共感する。

そういうことには人の心を満たす力があって。
鮮度の高い情報ほどそれを引き起こしやすいと私は思います。

極端な話。
誰かと居る時に目の前でものすごい面白い出来事に遭遇した。
これはもう情報の鮮度的に最高の状況です。 そういう経験を重ねれば重ねるほど人と人の距離が縮むのは言うまでもないと思います。

逆に十年前に他人が体験した出来事を話されても共感するのは、難しいものですよね。

お寿司やさんのごとく

鮮度の高い情報が持つ力のイメージ、なんとなく伝わったでしょうか。

あとはお寿司やさん、板前さんのごとく。
鮮度の高いものをいかに手早く、より良い状態で人に提供できるかが勝負です。

人と一緒に居る時間を増やすと言うことは。
一緒に釣り船に乗って釣りたての魚を共に味わうのと同じようなことだと思います。

はたまたリアルタイムで無くとも。
質の高い、状態の良い情報を上手に発信することができれば。
お寿司やさんのごとく、人を満足させることができるでしょう。

最初に書いた、同じ魚であっても腐れば誰も見向きもしないというのと一緒で。
同じ情報であっても、それがどれだけ人の心に刺さるかは鮮度で決まる部分が結構ある。

これもまた。
言わずもがな上手な人付き合いの方式だと私は思います。

愛されるということ

そしていつしか、その人が発信する情報そのものが鮮度の指標にすらなると私は思っていて。
この人が今何を思っているのか?次に何を言うのか?ということに対しての興味、関心を持たれるということが至高なのかなと思います。

我が子はきっと可愛いものだと思うのですが。
その子が今日何をしたとか、どんな経験をしたとか、これを食べたらまずくて吐き出してしまったとか。
親にとってはそう言う情報こそがその時点で求める旬の味覚みたいなもので。
それを知りたいと言う気持ちこそが他ならない愛情の一端で。

いつも読ませていただいているブロガーさんたちも、明日はどんなことを書くのかな、とか。
人気の漫画や小説を読めば、続きが気になるという気持ちになったりすること。ドラマやなんかも。

等しく、人の興味をそそるということが愛情の一端。
その存在が持つ、鮮度の高い情報を欲する感覚とも言えると思います。

これこそが人に愛されるものの特徴のひとつなのかな、なんて思います。

おわりに

私のような羽虫のごとき存在にとっては。
こういう人間になるということははっきり言って理想であるとしか言えないのですが。

こう言うことを努力して改善して、ものすごく人に愛される人もいるのもまた事実で。

恵まれたものを持っているかどうかという話では無く。
単純にこういうことに対して真剣に取り組むかどうかの話でしかないのかなぁと思います。

掴みたければ、行動して、考えて、改善して、失敗して、経験を積んで。

それをどれだけやるか。それしかない。

なんて。
自戒も込めて。

なにがし。