だいぶ前に。
「二番じゃダメなんですか？」
という、ちょっとアレな言葉が騒がれましたね。
おかげさまで、二番手というイメージがすこぶる悪くなったのを覚えています。
全部が全部一緒くたに考えることでもありませんが、私は二番手でも良いこともあると思っていて。
例えば、副リーダーとかそういう肩書きの立ち位置が個人的に好きなんですよね。
責任はリーダーが持つし、下っ端よりは少し優越感、みたいな。
ずるいのは承知ですけど、二番手のメリットはそこそこあると言えるのではないでしょうか。
特に、一番大きいのがトップのやり方を間近で見れることなのかなと思います。
何が良くて、何が悪くて。どんなことに悩み、苦しむか。
仮に自分がその立ち位置になった時にどうするか。
それを事前にある程度の安全圏から考えることができます。
むしろ、組織を存続する上でそれが１つの役割とも言えるのではないかなと思います。
もちろんトップに立った時にしか分からないことはたくさんあるんですが。
何も分からない状態で突然やらなきゃならない、というのはハイリスク。
時にはあえて二番手に座り、その先を見据えることも良いのではないか。
そんなことを思った、春雨の夜。
なにがし。
