以前にも少し触れたかもしれませんが、私は都会が好きです。
もともと田舎育ちではあるのです。
しかしそこから10年ほど、就職して都会に住みました。
両方を知る私にとって魅力的なのは、間違いなく都会暮らしです。
先日やっぱりそうだよなぁと思ったので、それを書きたいと思います。
ある日、私は。
ちょっと外せない用事があり、久しぶりに都会に行きました。
駐車場から目的の場所までは3キロほどあり、電車やバスでの移動が可能でしたが、良い天気だったので歩くことにしました。
歩きで、約40分の道のり。
道ゆく人は、楽しげで。
店員さんは、他の店に負けじとアピールし、道ゆく人に声をかけ。
カフェのおしゃれな看板も。
飲み屋さんの和風な、筆で書いたような看板も。
窓に貼ってある美味しそうな料理もデザートも。
歩道から見える凝った内装も。
テナント募集の看板すらも。
毎日しのぎを削る、都会ならではの光景です。
私は、この光景が大好きなのです。
きっと、1ヶ月お店を出しているだけで、ものすごい金額の家賃を払わなくてはいけなくて。
だから、他の店に負けないように。
あの手この手でアピールをする。
工夫をする。差をつける。
この。
生き死にをかけた光景は、田舎には多くありません。
いや、もちろん田舎のお店の方々だってそれなりに苦労はしていると思います。
でも。
しかしながらその割合は、段違いじゃないかなと。
頑張る人は、素敵です。
見ているだけで、触発され、自分も頑張らねばと思わせてくれる。
だから私は。
そんな人がたくさんいる場所でハングリーに生きていきたい。
率直にそう思うのです。
少なからず、ネットの世界はどこにでも繋がっているので。
今、なんとかハングリーに生きることができつつありますが。
今は、色々な状況で少し難しいですが。
いつか必ず。
必ず戻る。戻ってやる。
なんて。
名前も知らない、アパレルショップの店員さん。
強い日差しで顔を真っ赤にしながら、声が枯れるまで叫んでいました。
私も、負けないよ。
なんて。
なにがし。