ちょっと前に、こんな話を書きました。
決断するとストレスがかかる。
日常で当たり前に行なっていることは、ルーティーン化することで決断しなくて済むようになる。
結果、心の負担を減らすことができる。
要するに決断するという行動をほんの少しでも減らそうよ、そうすると楽になるよって話です。 これはこれで面白い考え方だと思います。なんてったってジョブズも言ってたわけですし。
そこで、あえて今日は逆に、決断することをお勧めしてみたいと思います。
矛盾してはいるんですが。
あくまでもこんな考え方もあるんじゃないか、ということで。
この記事のターゲット
- 決断する勇気が欲しい人
- 物事が前に進まないと感じる人
決断は、大事
決断は大事です。
心に負担がかかるということは、それだけ決断という行動にはエネルギーを使うということで。
結果その決断が人の心を育てたり、決断そのものが物事を前に進めることに不可欠だったりするものです。
なので。
もちろんこれは一つの考え方ですが。
一つの決断に悩んで時間をかけたり、決断をしないという選択をすることよりも。
失敗してもいいから決断という行動を何回も繰り返すことが心を育てるという結果につながる。
なんてことも言えるのかなぁと思います。
小さな決断を積み重ねる
大きな決断がバシバシできるならそれに越したことはないと思います。
もちろん成長という観点においては、です。
しかし、リスクもそれなりに大きい。 勇気もいるし、大きな決断をするタイミング自体そんなに多くはやってきません。
なので。
小さく行きましょう。
自分の心の選択に逆らわない、というタイミングを作ってみるのがいいと思います。
例えば。
何かのお店に行って、欲しいものがあったとします。
でもそれ。
素直に買わなかったりすることがあったりしませんか。
コンビニの美味しそうなスイーツ、食べたいけどカロリーが、とか。
やってみたいことがあるのに、時間がない、とか忙しいとか。
入ってみたいお店があるけど一人で入るのはちょっと、とか。
欲しい服があるけど、値段が、とか。
旅行に行きたいけど、休みが取れない、とか。
何かと理由をつけて、自分のやりたいことを制限してしまう。
それを、完全にやめる。
自分の決断を、止めない。
そんなことをやってみるんです。
毎日では、歯止めが効かなくなりますので、月一回、などでいいと思います。
自分で決める、実行するという経験を重ねるのです。
効果
あえて決断すると、大小何であれ実績になります。
自分は、決断ができる。
思い切りよく行動できる。
自分に負けないで行動できる。
効果は、大きくはありません。
しかし。
そのほんの少しの違いが、勇気が。
何かを変えることがあるんじゃないかな、と私は思います。
まとめ
今日は、あえて決断することの話を書きました。
小さくてもいいから、実績として積み重ねることで、見えるものがあるはず。
という話でした。
おわりに
これまでも、大きく出来ないことはコツコツ積み重ねよう、という話を書いてきました。
もちろん、大きな決断一つで、人間性に大きな影響を与えることもあります。むしろそれは当たり前です。
大きな決断は、できるならやるべきです。
しかし。
それが出来ないと、結構多くの人が何もしなかったりします。
大きな壁だからと言って。
立ち向かってもしょうがないと勝負を諦めるのです。
勉強していない分野のテストをいきなり出されて、考えることそのものを放棄するような。
しかしそれではいけないと私は思います。
出来ないなら出来ないなりに、もがく。
できることでいいから、やる。
そんなんでも、いいじゃん。
そういうことも、必要じゃん。
なんて。
なにがし。
