あなたはRPGって知っていますか?
ロールプレイングゲーム、というやつです。
わかりやすく書けば、ド○クエやファ○ナルファンタジーですね。
はい。
これ、よくできてるなぁって最近思った、というのが今日の話です。
例えばですが、ド○クエというゲームは、
魔王に支配されそうになる世界を勇者が救う、
魔王を倒すことが最終目的というゲームです。
道中に現れる敵を倒し、レベルを上げ、
強くなって魔王を倒す。
シンプルに書けばこういうものなのですが、
実際のところはそう、シンプルなものではありません。
伝説の鳥を復活させなければならないとか、
なんかよくわからない異世界に迷い込んだりとか、
魔王の軍勢に襲われる街を救ったりとか、
村人がおかしくなっていて、その謎を解明するとか。
そういう、はっきり言って魔王を倒すのとはちょっと違う目的のイベントがさまざま発生するんです。
で、そういうことをこなすと、伝説の武具とかも手に入っちゃったりして。
いいことがあったりするんですよね。
これがまた。
人生っぽいというか。
そんなふうに感じるわけです。
魔王とかいうやばいやつを倒すためにひたすら強くなって、
そんでやっつけるというのが一番手っ取り早いじゃないですか。
普通に考えたら。
でも、そうじゃない。
途中途中のイベントをこなすことで、
ストレートに言ってしまえば道草を食うことで、
冒険の助けになるアイテムだとか、
仲間を増やすということ。
これが大事だったり面白かったりするんだ、ということを。
私はゲームで知りました。
現実も似たようなものです。
何かをしたくとも、
なんらかの強制的なイベントが発生したりするんですよ。
で、そういうことが起きると、
時間の無駄だ、とか思うんですが。
実際はそうではなくて。
その先に得るものがあったりするわけです。
もちろんゲームのご都合主義と違って、
人生では必ずしもいい結果に繋がるとは限りませんけども。
しかし。
そういうことが無駄かって言われると、そうでもないと私は思うのです。
意外と急がば回れの方が、最終的に良かったりするもんですかね。
コツコツとレベルを上げる大切さも、
そういうことも、
私はRPGで学んだかもしれません。
なんてね。
そんな感じです。今日私が書きたかったのは。