私は、「運命」というものが嫌いです。
いえ、正確には。
「運命だからと諦めること」
が嫌なんです。
運命という言葉に逃げる時は、
どこか諦めがつきまとうからです。
たとえば、
自分にはどうすることもできない病気に突然かかったとき。
それを運命だと割り切って前向きに進む。
こんな使い方ならいいと思うんです。
しかし、たとえば。
恋人とうまくいかない、これはもう運命だから仕方ない、とか。
仕事がうまくいかない、自分はそういう星の下に生まれたんだ、とか。
自分でなんとかできそうなことまで、「運命」という言葉を使って逃げる理由にしてしまう。
それが、嫌なんです。
昔はよく、自分でそのように考えたことが何度もあるので。
特に気をつけています。
頼りになるのは、最後は自分。
諦めずに、力強く。
生きていきたいものです。