結局のところ。
幸せを掴むためには、「壁」を越えなくてはならない。
と私は思います。
もちろん運も必要なのかもしれないけれど。
どこかでなんらかの「壁」にぶち当たるのです。どうしたって。
今日は、そんな話を書こうかなと思います。
さて。
私の知り合いで、
今まさに、もがき苦しんでいる人がいます。
主に人間関係に苦しんでいて。
精神科に通いながら日々を生きています。
自分の思いをうまく伝えられずに苦しみ、
自分の思いを汲んでくれない周囲の人に苛立ち、
うまく生きられないと感じ、
それでもなお、自分なりの幸せを求める。
そんな日々。
我慢をしても、報われず。
自分を変えることもできず。
時に他人に怒りをぶちまけ、
薬は、増えるばかり。
とてもつらい日々です。
では、この人はどうしたら幸せになれるのでしょうか?
「こうしたら幸せになれる」 そんな答えはないけれど。
一つ、言えることがあります。
それは。
自分と向き合うことが必要だということ。
自分を捨てろ、なんて言いません。
でも、自分を大切に、そして他者も大切に考えなければ。
こういった悩みの多くは、解決なんてできないのです。
人は誰しも、自分の領域を持っています。
それを超えるような要求は大体の場合、歪みを生む。
だから、相手の領域を侵しすぎることなく、自分の捉え方を変えなければいけないんです。
自分が変わらずして、他人に変化を求めるばかりでは、長期的に見てうまくなんていかない。
どこかで、「それまで苦しんでいた自分」という壁を越えなければいけない。
大変ですけどね。
なんだかんだ、辛いことばかりなんですけど。
でも。
私は書きます。
誰かの幸せにつながることも、あるかもしれないのだから。