病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

人は分割して捉えると心が楽。

人は分割して捉える。

こういうことを考えてみると。

人間関係が少しだけ楽になったりします。

人間関係についてお悩みの方は是非、読んでみてください。

嫌いな人が、ちょっと楽になるかもしれません。

場面によって人は違う

人の感性だとか、人間性は本当に様々です。

そして全てが自分にとって良いなぁと思える人はそんなに多くはありません。

全てが完璧な人はそう多くないし、自分なりの感性もあります。

場面場面によって大事なものも人それぞれ違うんです。

一つの面で人を見てしまうと疲れる

で。

例えば人の嫌な面はどうしてもあったりします。

どれだけ嫌なのかにもよりますが、そういう人とは距離を置きたくなるものです。

仕事の面ではとても優秀なのに、プライベートはだらしないとか。

仕事はできるのに、言葉遣いが気にいらないとか。

この人はこういうところが良いけど、ここはダメだなぁと思う事は誰しもあるかと思います。

ダメだなぁと思うポイントでどうしても人は人を判断しがちです。

もちろんそれは、当たり前に近い考えだと思います。

しかし。

疲れます。

分割して捉えるのと比べて。

多くの人はペルソナを付け替える

裏表のない人は稀です。

大体の人は、仕事、家族としての役割、プライベートの時間など場面によって感じが変わると思います。

仕事では厳格な上司でも、家に帰ると煙たがられるお父さん。

仕事中は無口だけど、家に帰るとしっかり者のお母さん。

部下には厳しく、上司にはゴマをする中間管理職。

家では亭主関白なのに、職場では大人しめのお父さんなど。

スタイルは様々ですが、そういう場所によって変わる役割を全うしようとするとこういうことになります。

自分や、知人。こういう人を知っているという方も多いのではないでしょうか。

同じ人でも、こうやって人格が変わる。

ペルソナ(仮面)を付け替えるなんて考え方ですね。

ペルソナを分割して捉える

なので。

この人のここが嫌、という人そのものではなく。

この人のこういうところ(ペルソナ)だけは嫌、と分割してしまうんです。

例えば、信頼する上司が実は家では亭主関白だったということを知ってしまったとしましょう。

亭主関白な人が嫌いな女性は少なからずいらっしゃると思います。

その場合、嫌いな度合いによっては、

上司に対しての信頼は揺るぎます。

それを。

「家庭の話は家庭の話と割り切る」というのが今回の話のキモです。

人間性は、人そのものなので難しい部分もあります。

しかしながら。

仮に上司の立場になって考えてみると。

会社ではちゃんとしているのに家の話で評価されてしまうのか…となります。

これでは。

人間関係は良い方向に向かいにくくなります。

これを防ぐのが、分割して人を捉えることの効果になります。

たった一つのミスや情報で一撃で人を嫌うということはあまりないとは思いますが、

そういう目で人を評価してしまうと周りからの目線も必然的に厳しくなります。

誰しも、ミスはするもの。

これはこれ、それはそれと考えてくれる人は接していて楽です。

そこから人間関係は好循環になっていくと思いますので。

私はこんな考え方も大事なんじゃないかなぁと思います。

もちろん、そういう人間関係を築くことも必要な場面もあります。
そういう場合はそういう場合で、違うアプローチが有益ですが。

おわりに

人の良いところを見るということは大事です。

更に言えば、人の悪くないところには悪くない。
良いところは良い。悪いところは悪い。

そうやって分割して捉えると良いと思います。

もちろん、DVや虐待をしているとか、横領しているとか明確な犯罪行為に目をつぶれと言う訳ではありません。

人は人なりに、築いてきた考え方がどうしてもあります。

その一部分だけを切り取って人間的にオールアウトというのは、

それを自分がやられてもいいという覚悟を持った人だけがやるべきです。

それはそれで格好いいので、憧れる気持ちはありますが、

私のようなへなちょこ人間がそれをやってしまうと元々少ない知人が確実にゼロになります。

自分が他人にやった事は返ってくるんです。

やるならば覚悟を持って。

覚悟がないならば考えを改めるのも一つの手段です。

なにがし。