運、努力、衝動。
色々考えた結果、私の中での人生を変え得るものはこの三つに集約されました。
少なくともこの中のひとつでも、含まれていなければ。
人生は変わらない。
そう感じます。
今日は、そんなお話です。
人生を変える参考をお探しの方に。
なんて。
運について
まずは運。
これは言わずもがな、一番大事だと思います。
例えば。
なにかの競技で、オリンピックで優勝するという目的を掲げたとしましょう。
それを叶える為に必要なのは、努力という下地だけでは難しいと私は思います。
残りの必要なものは間違いなく運です。
スポーツならば怪我はつきものです。
ただ生きているだけでも病気や事故の可能性はいつでも隣にある。
優秀なコーチに恵まれるかどうかも必要ですね。
恵まれた環境。試合の組み合わせ、当日の相手も含めての体調。
天気、会場のコンディション。何でも。
努力の壁だけでは超えられない、運が含まれる要素は多分にあります。
何かの筆記試験ならば。
レベルが高ければ高いほど全ての出題範囲をパーフェクトに理解している人は少ないと思います。
得意不得意な分野はあって、それがどの程度問題として出されるか。
それも運ですよね。
もちろん、努力によって運に左右される範囲は狭めることはできますが。
運は、人生を変え得る要素のほぼ全てであると私は思います。
そしてそれをどの程度小さくするか、あるいはブーストするか。
それらが残りの二つにかかっています。
努力について
努力。
ぶっちゃけ、運だけでも人生が変わるパターンは少なくないですが。
その変わった人生を支えるのが努力の役割だと私は思っています。
試験や、試合に向けての努力はまだ助走で。
その後の自分を支えるのがきっと本当の努力の効果になると思います。
もちろん。
勝負事において、その場その時に力を発揮する必要がある場面は多く。
その出来映えを大きく左右するものは努力に他ならないのですが。
何事も。
一発勝負で結果を出したからといって、ハイそれで終わりでは。
人生が変わったとは言い切れません。
その後の自分も含めて一変しなければならない。
それを強く支える屋台骨が、努力です。
衝動について
最後に、衝動です。
これは努力のエネルギー源みたいなものかと思います。
努力のエネルギーになるということは、運にも影響するので。
私の考える人生を変え得るもののエネルギー源と言っても過言ではありません。
何を衝動とするかは人それぞれです。
しかし、衝動がなければ一人で人生を変えることは難しいと思います。
怒りでも、劣等感でもいい。
生まれながらにして、特定の分野に対して強い衝動を感じるならばそれはもう才能です。
衝動が無いならば、それを育てる方法を取るしかありません。
知識を得てみるなり、お金を払ってみるなり。
スパルタなコーチとの巡り合いも有りですね。
強い衝動が努力のエネルギーとなり立派な屋台骨を建てる。
人生を変える基礎の基礎になると私は思います。
おわりに
人によって何が大事かは違うと思いますが、基本はこんな感じなのでは無いかなと思います。
私はとにかく鈍感なので、衝動が特に必要だと思っています。
衝動が無ければ、必要以上の努力はやっぱりできないし、やらない。
ありきたりな努力では人生は変わらないし、運も呼び込まない。
何にせよ、今のままが嫌なら行動するしかないと考えます。
人ひとりの存在はちっぽけだけど。
時として生まれる衝動はとてつもなく大きかったりもします。
それを消すことなく努力や行動のエネルギーに変換することが肝要です。
努力ができないと感じるならば、衝動について知ること、学ぶことがきっと大事です。
残りの人生、あと何年か分かりませんが。
どうせそんなに長くはありませんし、健康に生きたとしても60過ぎればあとはほとんど惰性です。
だからそれまででいいから、もがきましょうよ。
きっと、ちょっとしたきっかけです。
足掻け、もがけ。
なんて、ほぼ自戒ですが。
なにがし。
