疲れていても。
基本的に自動運転の脳はなかなか休んではくれません。
そんな時に少しだけ。
脳の自動運転を抑える方法を。
今日は書いていきたいと思います。
脳のバックグラウンド処理
脳にはバックグラウンド処理の機能が常に働いています。
スマホのアプリで、画面には出てないけれど動くものがありますけれど、あれと同じ感じです。
www.nanigashimental.work ↑この記事に詳しく書いています。
言わば無意識です。
これはもうオンとかオフは出来ない仕様で、常に働いています。
これが動き続けていれば当然、疲れます。
自分で知覚できる意識は、表層意識と言われます。
これはスマホで言えば画面みたいなものですね。
今回のテクニックは。
バックグラウンド処理を抑える。
もしくは、画面の明るさを抑える。
みたいなことをやって、バッテリーの消費を少なくするようなイメージだと捉えやすいかと思います。
脳に五感という入力をする
人間の持つ感覚機能、五感を使用します。
これは、スマホで操作するのと一緒です。
いくらバックグラウンドで処理をしていようが、画面で動画を再生していようが。
なにか操作をされたらまずはその処理を優先しますよね。
これを利用します。
で。
脳における入力作業で一番簡単なのは、五感を用いて何かを入力するということになります。
例を挙げてみます。
視覚
目で見えるものに意識を集中させます。
いつも使っているもの、目の前にあるもの、初めて見るもの。
オフィスであれ、自分のデスクであれ。
実際、まじまじとそれを見ることってあまり無いと思います。
見ないで絵を描いてと言われても。
細部まで覚えているかといったらそんなに覚えていないものです。
なのでまずは。
じっくり何かを見てみましょう。
小さな傷、汚れ、色合い。
目で見たそれを、そのままに無心で脳に入力する感じです。
聴覚
視覚同様、音も面白いです。
いつも通る、電車の音。
いつも聞こえる、人の声。
よく耳をすますと、かすかな音がなっていたり。
人によって足音が違ったり。
耳をすまして、聴いて、味わってみましょう。
嗅覚
その場その場に、何となく匂いってあるものです。
オフィスの独特な匂い。
私は病院の匂いがなんか好きです。
そんな匂いに意識を集中させてみます。
これも。
触覚
個人的にこれがおすすめです。
触覚。
例えば、パソコンのマウス。
いつも触っている自分のものとかでも。
指先から伝わってくる感覚に意識を向けてみると、意外とザラザラしていたり。つるつるしていたり。
服の繊維の感じとか、カバンの素材の感じとか何でも。
意識すると違ったりします。
その場で触れるものに何でもいいから触れてみて、意識を集中させてみると。
私は何となく意識がそれに支配される感覚を覚えます。
その時だけの短い時間ですが。
そういうものを頭に入力してみると。
ちょっとだけ、思考が一休みするのかな、なんて思います。
おわりに
ストレス社会と言われる昨今だからこそ。
頑張る時は頑張る、休む時は休むというめりはりは大事だと思います。
それでも、なかなか休めないなら。
こういうちょっとしたものでも良いから試してみるのがいいと思います。
やってみるといいなって感じることも多いと思うので。
使えるものはなんでも使ってみましょう。
なんて。
なにがし。