病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

学習性無力感の話。

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学習性無力感。

聞いた事がある人も多いかもしれません。 簡単に書いてしまうと。

納得できないことやストレスに長期間晒され続けると、そこから脱しようと言う気持ちが薄れるということです。

今日はこれについて。
書いてやろうと思います。

この記事のターゲット

  • 納得できない境遇に苦しむ人
  • 苦しいけれどどうにもならないと感じている人
  • 頑張る意欲が欲しい人
  • 学習性無力感に興味のある人

2分で読めます。

学習性無力感とは

ja.wikipedia.org

先生はこのように書いています。

気の毒な動物実験まで行われてしまった以上。
そのあとに生きる我々は、これを糧にしなければならない、なんて思います。

まずは知りましょう。
そして自分に思い当たる節があるのなら克服しましょう。

簡単ではありませんが、克服できないことでもない。

そんな風に思います。

巷にはびこる無力感

で。
ウィキペディアに書いているだけの情報だとなんだかとても大きな問題のように思えてしまいます
しかし考え方を変えれば身近に色々な無力感ってあると思います。

よく聞くものの代表例として。
政治ってよくわからないけど、誰がやっても同じでしょ?
という考え方があると思います。

これも一つの壮大な無力感です。

国に対する期待感の薄れが、長年続くとこうなります。

じゃあ自分がやるでもなく、誰かが変えてくれるであろうという希望も持てない。
まさしく無力感ですね。
ただしこれは、自分の身の回りの視点からは少し遠い例です。

もっと身近にしていきましょう。

学力やスポーツの成績、仕事の成績。

圧倒的な力を有している他人と、あがいても超えられない自分。
その構図が崩れることなく、長期間続いてしまえば。

自分なんかいくら頑張っても無駄だ、となってしまうんですね。

これはものすごく身近な話で。
細かい例を挙げればきりがないくらいあります。

無力感が続くと

学習性無力感を感じると。
うつ病のような状態になると言われています。

無気力、睡眠不足。 うつ病のような状態といっても様々です。

うつ病は当然ながらウイルスやらなんやらの病気ではありません。
精神疾患なので(今色々言われてはいますが)レントゲンを撮ったらここに影があるからこの人はうつ病だ、と判断されるわけではありません。

つまり。
うつ病のような状態になる、と軽めに書かれていますが。
それはもはやうつ病と同等と言っても過言じゃないということになります。

だから。

学習性無力感だなんだと軽く見るべきじゃないと私は思っています。

その状況になったら、何らかの対処をしなければうつ病になる。

そういう話です。

無力を学習するな、という話。

ちょっと大げさな話を書きましたが。
実際のところ、じゃあ学習性無力感だけでものすごい状態になるかといったらそうではありません。

あくまでも、入り口。そして本当のうつ病になる可能性が高まってしまうということです。

だから、なんとかしておくに越したことはありません。

その為には、自分は無力だと学習しない事が大事じゃないかな、と思います。

下の方にその方法に関しての記事をいくつか置いておくので良かったらご覧になってみてください。

大雑把にそれぞれの記事に色々書いています。

www.nanigashimental.work

www.nanigashimental.work

www.nanigashimental.work

www.nanigashimental.work

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無力感を感じたら

いやいや無理だよ、どうしようもないでしょ?と思考を閉ざしてしまうのが学習性無力感です。 

思考停止ダメ、ゼッタイ。

己の無力を痛感することは大事だけれど、それをそのままにしておいてはならないと言うことです。

私たちには、発想と思考があります。

最初に挙げた政治うんぬんの例は少しアレですが。
少なくとも身の周りのことに関しては、全くもって突破口が無いということは無いと私は思います。

極論それをやめてしまうという手段もあります。
若いうちは中々理解しにくいかもしれませんが。
年齢を重ねると残りの人生の中でどうあがいても出来ないことが見えてきます。

やばいと思ったらやめたっていいんです。生きてさえいれば。

なにかを貫き通して大成する人もいれば。
それをきっかけに別の道で大成する人だっているのですから。

何を大切にするか。
立ち止まって考えてみることもいいかな、と思います。

無力感を感じる前に

こういった状況に陥らない為にやる一つの方法としては、期限と目標を決めて全力で頑張る、というのがあると思います。

期限中に目標に達しなかったら、やめる。

仕事やらなんやらだと難しいですが。
個人的な決断であれば、この方法は有効かなと思います。

何をいついつまでに。

決めたことはやる。
自分の中のルールを守る。

そんな所が大事かと思います。

まとめ

今日は、学習性無力感の話を書きました。
納得できないことに長い間晒され続けると、そこから抜け出す気力が出なくなり、うつ病のような状態になります。
無力感やストレスは人を育てる部分も当然ありますが、本当にうつ病になればそれどころではなくなってしまいます。
そうなる前に、それをやめる、と言うことも含めて何らかの形で対処するべきです。
すでにそうなっていたら、立ち止まってとにかく考えましょう。行動しましょう。思考停止が一番ダメです。

そんな話でした。

おわりに

賢い生き方と言うのが、私にはそこまで詳しくは分かりませんが。
きっと、こういうことが含まれてるんじゃないかなと思います。

選択、そして結果が未来を作る。

正解不正解では、きっとないと私は思います。

なにがし。